ピーチラック(乙字湯)は、痔や便秘の症状を改善してくれる漢方薬です。
しかし、漢方とはいっても立派な「くすり」であることには変わりありません。
ちゃんとした「飲み方」がありますし、気をつけなくてはいけないポイントも当然あります。
そこで、本記事では「ピーチラック(乙字湯)の正しい飲み方」を徹底的にリサーチした内容をお伝えしたいと思います。
ピーチラック(乙字湯)の正しい飲み方を理解すれば、安心かつ気軽に飲み続けることができます。
是非、漢方を飲む習慣をつけて痔の辛さから解放されましょう!

記事の内容
- ピーチラック(乙字湯)の正しい飲み方
- ピーチラック(乙字湯)の一番オススメな飲み方
- ピーチラック(乙字湯)が苦くて飲みにくいときにできる対処法
目次
ピーチラック(乙字湯)の正しい飲み方は?
ピーチラック(乙字湯)は漢方薬の一種ですが、「第2類医薬品」の分類に該当する立派なくすりです。
当然ですが、くすりには守らなければいけない飲み方(用法・用量)があります。

第2類医薬品とは
一般用に売られている医薬品は、「第1類」「第2類」「第3類」の3種に分かれています。
「第2類」は風邪薬や痛み止めなどが該当します。
とはいっても、ピーチラックに特別な飲み方があるわけではないので、全然難しいことはありません。
1日2回、朝夕の食前・食間に飲む!
漢方薬は、空腹時に服用するのが吸収に良いとされています。
よって、基本的には「食前」の服用がオススメされています。
ただ、食前に飲み忘れてしまったとしても焦ることはありません。
食前を忘れてしまった場合は、食間(食後2~3時間が経ってから)に飲めばOKです!
「食間」は「食事中」ではない?
「食間」の意味を「食事の途中」と間違えている方がよくいますが、正しくは「食事と食事の間」です。
また、ピーチラックは年齢ごとに1回の服用量目安が変わります。
大人以外はⅠ包まるまる使わないので、15歳未満の場合は指定の量をしっかり確認しましょう。
年齢 | 1回量 | 服用回数 |
大人(15歳以上) | 1包 | 1日2回 |
7歳以上15歳未満 | 2/3包 | |
4歳以上7歳未満 | Ⅰ/2包 | |
2歳以上4歳未満 | 1/3包 | |
2歳未満 | 1/4包 |
注意
生後3ヶ月未満の乳児は副作用が重篤になる危険があるため、ゼッタイに服用させないでください。
飲む期間は?どのくらい飲み続けるべき?
ピーチラック(乙字湯)は漢方薬なので、原則は長期間飲むことを前提としています。

ピーチラックはカラダの内側から徐々に効いてくれる漢方なので、期間は人によってぜんぜん違います。
1週間足らずで良くなり始める人も居れば、1~2ヶ月かけてゆっくりと改善結果が分かり始めたという人もいらっしゃいます。
まずは、自分の体調や具合と相談しつつ、根気よく飲み続けることを習慣化してみましょう。
付属の「ピーチラック白書」を見れば大丈夫!
飲むタイミングや飲むときの注意点などをいちいち覚えておくのは、ちょっと大変かもしれませんね。
でも、ピーチラックを公式サイトから買った際には、初回購入の特典として「ピーチラック白書」という冊子が付いてきます。
この冊子には、
- ピーチラック(乙字湯)の詳しい解説
- ピーチラック(乙字湯)の正しい飲み方やアドバイス
- Q&A、使用上の注意
などが丁寧かつ簡潔に書かれています。
使っていくうちに何か分からないことがあったとしても、この冊子を手元においておけば安心です!

漢方薬を本格的に飲むのが初めてでも、安心して使えますね。
ピーチラック(乙字湯)の「効率的な飲み方」とは?
ピーチラック(乙字湯)の正しい飲み方は分かっていただけたと思いますが、実はまだお伝えしたいことがあります。
それは「最も効率の良い服用方法」です。
ピーチラック(乙字湯)は漢方薬なので、実は飲み方次第で期待度も変わってきてしまいます。
せっかく漢方薬を飲み続けるならば、一番痔の改善が期待できる飲み方でやりつづけたいですよね?
なので、ポイントを分かりやすくまとめてみました!
漢方薬を飲む際には、重要なポイントが4点あります。
- 食前の空腹時に飲む
- お湯に溶かして飲む
- 決められた量を毎日飲み続ける
- 生活習慣をあわせて改善する
・ポイント①食前の空腹時に飲む
「正しい飲み方」でも少し解説しましたが、漢方薬が吸収されやすいタイミングはズバリ「食前」です。
空腹の状態のほうが、カラダに吸収されやすいんですね。
一般的な薬は「食後」に飲むものが多いのですが、漢方薬は違います。

・ポイント②お湯に溶かして飲む
ピーチラックを飲むときにはお湯に溶かしたほうがより吸収されやすくなります。
ピーチラック(乙字湯)は、いわゆる「エキス剤」と呼ばれる顆粒状のものです。
ひところメモ
エキス剤とは、有効成分を濃縮し、水分を飛ばした状態のもの。漢方薬はだいたいエキス剤として売られている。
漢方は元々、刻んだ生薬をお湯で煎じて飲む「煎じ薬」でした。
エキス剤は煎じ薬を飲みやすいように加工処理したものというわけです。
よって、本来の漢方の飲み方に近づけるならば、「お湯に溶かして飲む」のが良いというわけです。
お湯で飲むことで、カラダを内側から温めてくれるおまけのメリットもあります。
ただ、お湯に溶かして飲むとめちゃくちゃ苦いです。

そもそも飲めなかったり、飲むのが億劫になってしまったら本末転倒です。
お湯に溶かして飲むのが難しそうならば、普通のこなくすりと同じように水で飲み込む方法でよいと思います。
・ポイント③決められた量を毎日飲み続ける
毎日同じ時間に漢方を飲みつづけるのは、正直メンドウですよね。
しかし、ピーチラック(乙字湯)は少しずつカラダの状態を改善していく漢方薬です。
人間が本来持っているカラダの強さや自然治癒力を少しずつ上げていくイメージです。
よって、毎日決められた量を飲み続けることがとても大切になるのです。

・ポイント④生活習慣もあわせて改善をする
痔や便秘は、日々の生活習慣によって引き起こされる「生活習慣病」です。
ピーチラック(乙字湯)を飲み続けることも大切ですが、一緒に「生活習慣の改善」も是非取り組んでみましょう。
- 排便習慣の改善(いきみすぎない、便意がきたらすぐにトイレにいく)
- 1日3食を規則正しく食べる
- 食物繊維と水分を多くとる
- お風呂にゆっくりと浸かるようにする
- アルコールや喫煙を控える
- 適度な運動をする

ピーチラック(乙字湯)が苦くて飲みにくいときの対処法
ピーチラックは、先述のとおり「漢方の成分を顆粒状にしたくすり」です。
正直なところ、普通に苦いです。

毎日飲むものですから、
- できればなるべく飲みやすい方法でつづけたい!
という気持ちもあって、なるべく苦味を感じることなく飲む方法を調べて色々試してみました!
もし「苦い薬が飲めない」というのであれば、以下の方法を是非試してみてください。
口に水を含んでから薬を入れる
こなぐすりを飲むとき、普通は
- くすりを口に入れる
- 水を飲んで口にいれたくすりごと飲み込む
というやり方だと思います。
しかし、漢方薬をうまく飲み込む方法としては、順番が逆なのです。
つまり、
-
- 水を口に含む(飲み込まない)
- 漢方薬を口の中の水の上に落とし、水ごと飲み込む
- 少し残る苦味や顆粒を洗い流すため、さらにコップの水を飲む
というわけです。
オブラートに包んで飲む
どうしても顆粒がうまく飲み込めなかったり、味が苦すぎて辛い人もいらっしゃいます。
いちいちピーチラックを飲むたびにストレスがたまっていては、正直意味がありませんよね。
そこで、苦味のある薬をラクに飲む方法として「オブラート」があります。
引用:コトバンク
「オブラート」とは、デンプンで作られた薄い半透明膜で、粉を包んで飲み込むことができるものです。
そのまま飲もうとすると口の中に張り付いてしまうため、水やお湯と一緒に飲み込むようにしましょう。
服薬補助ゼリー(ゼリー状オブラート)を使う
オブラートと似たようなものとして、服薬補助ゼリーがあります。
粉をゼリーの中に浮かべて、そのまま飲み込んでしまえるという代物です。
「ゼリー状オブラート」と呼ばれたりもしますね。
オブラートよりも断然飲みやすく、お子様などにもオススメです。
子供向けに甘い味の付いたゼリーなども売っていますので、薬を飲みなれていない小さなお子さんなどには特にオススメです。

ピーチラック(乙字湯)は他の薬と一緒に飲んでも大丈夫?
ピーチラック(乙字湯)は漢方薬なので、当然ですが「他の薬との併用」には注意が必要です。
併用の際は、必ずかかりつけの医師や薬剤師に相談を!
漢方薬に限らずですが、ピーチラック以外に薬やサプリメントなどを常用している方は、必ず医師や薬剤師に相談をしましょう。
ピーチラック(乙字湯)の中には、6種類の生薬が配合されています。
生薬成分は他の漢方薬などにも含まれている可能性が高く、重複成分となる危険があります。
通常の量なら大丈夫だったとしても、成分が重複して強い副作用につながってしまうことは大いにありえます。

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